雪国の美しい桜舞う・動画で体験する北海道の花見スポット5選
北海道の特徴は、なんといっても雄大な草原、牧場で戯れる馬や牛の姿、壮大な北の海でしょう。今回は、「北海道ならでは」の花見体験スポットをご紹介して行きたい。北海道には、五稜郭公園、二十間道路桜並木桜並木、松前公園等、桜の名所が多数ある
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北海道の名所で花見している気分になれる桜前線動画まとめ
北海道地方での開花時期
動画:HealingJapanTV@Youtube
北海道地方は、全国に比べて気温が低い為、開花予想も一ヶ月ほどずれてくる。2017年桜の開花予想は、GWをまたぐ4月下旬から5月下旬と予想されている。昨年2016年は、4月26日に札幌・室蘭で開花している為、南の方では4月下旬に開花すると思われる。函館公園の桜は早咲き、石先地主海神社の桜は、昨年遅咲きだった様だ。ゴールデンウィークにお出かけ・旅行する際には、凄まじい人混みが待っていそうですが、それでも行ってしまう桜の魅力は計り知れない
北海道地方で見れる3つの桜の種類(特有・特徴)
・ソメイヨシノ(染井吉野)
動画:ShirakabaCreate@Youtube
日本全体で植えられている桜の8割は、染井吉野であると言われている代表種。ソメイヨシノの北限は北海道の道央だと言われている。北海道でパッと思い浮かぶソメイヨシノが咲く場所は、札幌ビール博物館や美唄市東明公園の桜であり、満開で美しい桜が目に浮かぶ様だ
・シバザクラ(芝桜)
動画:ShirakabaCreate@Youtube
北海道におけるシバザクラ(芝桜)の開花は、5月上旬-6月中旬の時期にかけ見頃を迎える為、開花期間も長めで開花開始も遅い。道内には、有名な芝桜の名所をはじめ穴場のスポットも多数存在する。北海道で芝桜が有名なのは、滝上公園であり、この芝桜は、ハナシノブ科に分類され、ピンク、赤、白、紫と桜の形に似た小さな花を形成している。まるで桜の花びらのじゅうたんの様である
・オオヤマザクラ(大山桜)通称:エゾヤマザクラ(蝦夷山桜)
動画:MALICE@Youtube
北海道全域で咲いている桜で、ソメイヨシノ等の白い種と比べて白色がはっきりと出ている桜である。日高郡にある二十間道路桜並木にあるオオヤマザクラは、直線で約7kmにわたって桜が咲き誇る一本道が有名である。また、おたる宏楽園にある広大な和風庭園では、エゾヤマザクラをはじめとして、樹齢100年以上のソメイヨシノや八重紅枝垂桜を含む約200本の多彩な桜を鑑賞することができる貴重な場所である
・ヤエザクラ(サトザクラ)
動画:sapporo TV House Stock Footage@Youtube
ヤエザクラは、ヤマザクラやソメイヨシノに比べて開花期が1-2週間ほど遅い為、ソメイヨシノが散るのと同じ時期に開花を始める。北海道におけるヤエザクラで有名な桜の名所は、北海道立真駒内公園であり、4月下旬からオオヤマザクラが咲き乱れ、5月中旬からはヤエザクラ(サトザクラ)が咲き始める為、約1000本の2種類の桜が楽しめるのは非常にポイントが高い
・チシマザクラ(千島桜)別名:エトロフザクラ
動画:北海道ファンマガジン@Youtube
根室に咲くチシマザクラは、国後島から持ち込まれたと言う点から「クナシリザクラ」と言われている。北海道の様に極寒の地方でもたくましく生息できる種の桜。全国でも生息しているのは、北海道の千島列島南部と中部地方以北(サハリン等)のみと言われる珍しい種類の桜。場所からお気づきの様に、北国にのみ咲くチシマザクラは、「日本一遅い桜」であり、桜の季節を逃した人もはるばる北海道までやってくる
見た目は、淡紅色から白色のバラの様である。有名所は、2001年に「北海道故郷元気快」が開催する「ふるさと景観賞」を受賞した根室市にある「清隆寺」であり、非常に手入れが行き届いている点が評価される桜(樹齢約150年の物を含む30本)を鑑賞できる場所。また、道東の別海(べっかい)町には、野付小学校に推定年齢110年、樹高5.5メートル、外周45.8メートルもある日本一の大きさを誇るチシマザクラもある為、道東へ行った際には立ち寄ってみたいものだ
動画越しに見た「北海道地方」のベスト桜スポット
動画:ShirakabaCreate@Youtube
北海道でランキング1位:桜の名所「函館市・五稜郭公園」
築城主は、江戸幕府、1866年に北方防備の目的で造られた。日本初のフランス築城方式の星型要塞として、国の特別史跡に指定されている事で有名だ。幕軍と官軍の最期の戦いである箱館戦争の舞台となったことで注目された。こちらの公園では、4月下旬から園内のソメイヨシノが一勢に咲き誇り、圧巻の桜(星型)を鑑賞できる名所である
北海道でランキング2位:桜の名所「二十間道路桜並木」
日本一の桜並木として有名、道路の両側に植えられた約3,000本の桜は、直線7kmに渡って咲き誇る壮大な景色は見るものを圧倒するだろう。桜並木が造られた理由は、宮内省の御料牧場を視察する皇族の行啓道路として使われる様になったからだという
北海道でランキング3位:桜の名所「松前公園」
松前公園は、「日本さくら名所100選」にも選ばれた桜の有名所で、春には約250種、1万本以上の桜が咲き乱れ、松前城の石垣から桜を見渡せるのは過去の時代にタイムスリップしたかの様である。見所は、一本の幹から二つの桜が寄り添う様に生えている桜が見れる、全国的に珍しい場所である
北海道でランキング4位:桜の名所「モエレ沼公園」
モエレ沼公園は札幌市北東部に位置し、270万tの廃棄物を埋め立てた後に造成された約1.89k㎡の都市公園である。四季折々の顔を持っているこの「大地の彫刻」は、イサム・ノグチによって造られたものである。春は、盛り上がった人工の丘から一見変わった桜景色を見る事ができる
北海道でランキング5位:桜の名所「北海道立真駒内公園」
1972(昭和47)年、札幌オリンピックのメイン会場となった事で注目された真駒内公園。 公園内には3kmの周回コースがあり、桜吹雪の中をランニングやジョギングして楽しむのはさぞや楽しいだろう。85haの敷地には、約13,200本の樹木が植えられ、約50,000本の自然木が残っている自然豊かな場所である。桜の名所であるこちらの公園では、5月上旬に開花を迎える
Writer:三好真
高校時代の偏差値38のビリで元ジャニーズJr.、ウルトラマン隊員。Startup起業、慶應義塾大学を卒業後、米系コンサル(Deloitte ConsultingのStrategy部署)でタイ駐在・USA/イスラエルとのオープンイノベーション案件に関わる。海外旅をしながら、ベトナム・タイとの輸出入ビジネス・コンサルティングを行っている