桜人が選ぶ美しい至高の桜写真・全都道府県別ランキング1位
4月初旬を迎え、入学式・入社式で日本社会が新たな賑わいを呈する中、儚くも美しい桜が全国各地で咲き始めた。桜を見ると、教養、優美、高尚、純潔、知性など縁起がいい花言葉が連想される。江戸時代末期に登場したソメイヨシノ(染井吉野)を代表とした600種以上の桜たち、今年はどんな顔を覗かせてくれるのだろうか
4月1日には、東京でも満開を迎えた桜、今週、来週が最高の見どころを迎えるに違いない。桜は穀物の神様が宿ると言われ、稲作神事にはよく登場してきた。また、日本の警察や国家機関のシンボルマークとして、昇る朝日と陽射しをかたどった桜の代紋が使用されてきた。今回は、日本の象徴とも言うべき全国の桜をファインダー越しにご紹介していきたい🌸
桜大国日本・全国の各47都道府県ベストスポット
知らないなら少し恥ずかしい桜の基本情報
桜(さくら)は、バラ科スモモ属サクラ亜属と言われる落葉広葉樹である。最も有名なサクラはソメイヨシノ(江戸時代末期より)であり、スモモ属は約400種から成り立っている。また、サクラの木は、害虫への耐性も強く、寒さや暖かさにも強いがデリケート、明治時代以降、日本全国各地へ広まった。東京で開花予想に使用される標本木は、靖国神社境内にある特定のソメイヨシノとされている
また、グルメ好きな筆者としては、桜景色だけでなく桜料理にも大いに関心がある。3,4月には、サクラソフトクリーム、サクラ饅頭など果実としても使用され、花や葉の塩漬けも美味である。「さくら」に関連している料理は、主に5種類(1. 桜餅, 2. 桜湯、3. 桜飯、4. 桜肉、5. 桜煮)であり、桜アイスや桜白玉は、花見でワイワイするときに持っていくと喜ばれるに違いない
日本では、メディアの開花速報(桜前線)が連日話題になり流れているが、散っていく儚さや潔さも人気の秘密になっている。最近では、世界各国からの旅行者も増え、SAKURA=HAKANAIと言うような英語も聞こえてくる。日本で代表的なスポットは、日本三大桜をはじめとして京都の仁和寺にある御室桜等、多くある。それらの桜に主として焦点を当てていきたい
一度は聞いた事がある桜にまつわる言葉や単語(40個)
・桜雲(おううん):桜の花が一面に咲き白雲のように見える様子
・零れ桜(こぼれざくら):満開になり、ちりこぼれる桜の花の様子
・桜雨(さくらあめ):桜が咲くころに降る雨の様子
・桜影(さくらかげ):水辺の桜が水面に映る様子
・桜狩り(さくらがり):桜の花を訪ねて歩いて観賞する様子
・桜月(さくらづき):弥生の別称、旧暦3月
・桜流し(さくらながし):春の雨によって桜の花びらが落ち、流される様子
・桜人(さくらびと):桜を愛でている人
・花明かり(はなあかり):満開の桜が闇の中でもあたりを仄明るく照らす様子
・花筏(はないかだ):水面に散った花びらが吹き寄せられて流れる様子
・八重桜(やえざくら):八重咲き(花びらが重なった状態で咲く)
・牡丹桜(ぼたんざくら):一重咲き(花びらが重ならずに咲く)
・桜紅葉(さくらもみじ):秋になり、桜の葉が紅葉する事
・朝桜(あさざくら):朝露を帯びて咲く、清らかで美しい桜
・徒桜(あだざくら):儚く散ってしまう桜の花の様子
・有明桜(ありあけざくら):サトザクラの一品種
・石割桜(いしわりざくら):巨大な花崗岩の割れ目に根を張った彼岸桜
・薄桜(うすざくら):色がうすい桜の花
・薄花桜(うすはなざくら):花の色が薄い桜
・姥桜(うばざくら):葉が出るよりも先に、花が咲く種類の桜の俗称
・上溝桜(うわみずざくら):バラ科サクラ属の落葉高木
・江戸桜(えどざくら):ソメイヨシノの異名
・遅桜(おそざくら):季節遅れに咲く桜
・霞桜(かすみざくら):花はわずかに紅色を帯び、4、5月ごろに葉と同時に開花
・観桜(かんおう):桜の花を観賞すること
・寒桜(かんざくら):山桜の一変種、花期が非常に早く、暖地では2月ごろ満開
・雲居の桜(くもいのさくら):皇居内に植えてある桜。
・小桜(こざくら):ヤマザクラの一種
・桜前線(さくらぜんせん):日本各地のソメイヨシノの開花の日が等しい地点を結んだ線、天気図上の前線の動きに似ているところからきている
・桜吹雪(さくらふぶき):桜の花びらが、吹雪のように乱れ散ること
・里桜(さとざくら):人里に咲く桜
・残桜(ざんおう):春が過ぎても、咲き残っている桜
・残花(ざんか):散り残った花
・四季桜(しきざくら):ヒガンザクラの一種、十月桜とも言われる
・垂れ桜・枝垂れ桜(しだれざくら):エドヒガンの一変種、しだれる桜の総称
・芝桜(しばざくら):ナツメクサの別名、赤、薄紫、あるいは白色の花が咲く
・花桜(はなざくら):桜の花
・花の雨(はなのあめ):春の間、桜の花に降りそそぐ雨
・花の宴(はなのえん):花、とくに桜の花を見ながら催す酒盛り
・吉野桜(よしのざくら):奈良県の吉野山に咲く山桜
ファインダー越しに覗きたい47都道府県別さくらベスト
北海道地方で必ず見ておきたい星形のソメイヨシノ1600本!
北海道でランキング1位:桜の名所「函館市・五稜郭公園」
東北地方で必ず見ておきたいど迫力・樹齢1000年の巨大桜
福島県でランキング1位:桜の名所「三春滝桜・日本三大桜」
宮城県でランキング1位:桜の名所「白石川堤一目千本桜」
青森県でランキング1位:桜の名所 「弘前公園のソメイヨシノの桜」
岩手県でランキング1位:桜の名所「北上展勝地・みちのく三大桜名所」
秋田県でランキング1位:桜の名所「武家屋敷の枝垂れ桜」
山形県でランキング1位:桜の名所「鶴岡公園」
関東地方で必ず見ておきたい2017年さくら祭りライトアップ
東京都でランキング1位:桜の名所「目黒川」
埼玉県でランキング1位:桜の名所「大宮公園」
神奈川県でランキング1位:桜の名所「荒井城址公園」
千葉県でランキング1位:桜の名所「千葉公園」
茨城県でランキング1位:桜の名所「般若院のしだれ桜」
群馬県でランキング1位:桜の名所「華蔵寺公園」
中部地方で必ず見たい約4000本の桜と三重櫓が織り成すコントラスト
新潟県でランキング1位:桜の名所「高田公園・日本三大夜桜」
山梨県でランキング1位:桜の名所「身延山久遠寺」
長野県でランキング1位:桜の名所「弘法山古墳」
愛知県でランキング1位:桜の名所「岡崎公園・東海随一の夜景」
岐阜県でランキング1位:桜の名所「新境川堤の桜並木」
静岡県でランキング1位:桜の名所「浜松城公園」
石川県でランキング1位:桜の名所「特別名勝兼六園」
福井県でランキング1位:桜の名所「足羽川桜並木」
富山県でランキング1位:桜の名所「松川公園」
近畿地方で必ず見たい樹齢400年の古樹・巨大さくらサボテン
三重県でランキング1位:桜の名所「春谷寺エドヒガン桜」
大阪でランキング1位:桜の名所「大阪城公園・都会のオアシス」
京都でランキング1位:桜の名所「淀川河川公園背割堤地区
兵庫県でランキング1位:桜の名所「夙川河川敷緑地(夙川公園)」
奈良県でランキング1位:桜の名所「吉野山(中千本)」
滋賀県でランキング1位:桜の名所「国宝・彦根城」
和歌山でランキング1位:桜の名所「和歌山城」
中国地方で必ず見たい名橋にかかる数千本の壮観なヤエザクラ
山口県でランキング1位:桜の名所「錦帯橋周辺」
岡山県でランキング1位:桜の名所「津山城(鶴山公園)」
広島県でランキング1位:桜の名所「世羅 甲山ふれあいの里」
島根県でランキング1位:桜の名所「松江城山公園」
鳥取県でランキング1位:桜の名所「打吹公園」
四国地方で必ず見たい瀬戸内海の島々を一望できる絶景桜
香川県でランキング1位:桜の名所「紫雲出山」
岡山県でランキング1位:桜の名所「たけべの森公園」
愛媛県でランキング1位:桜の名所「開山公園」
高知県でランキング1位:桜の名所「ひょうたん桜公園」
九州地方で必ず見たい1000本のソメイヨシノに囲まれる城跡
福岡県でランキング1位:桜の名所「舞鶴公園」
徳島県でランキング1位:桜の名所「妙見山公園」
熊本県でランキング1位:桜の名所「一心行の大桜」
佐賀県でランキング1位:桜の名所「宝珠寺のヒメシダレザクラ」
長崎県でランキング1位:桜の名所「田ノ頭のしだれ桜(波佐見町)」
宮崎県でランキング1位:桜の名所「母智丘公園」
鹿児島県でランキング1位:桜の名所「忠元公園」
大分県でランキング1位:桜の名所「不動尊一心寺」
沖縄県でランキング1位:桜の名所:「今帰仁城跡の桜」
※ランキングはウォーカープラスから参照
Writer:三好真
高校時代の偏差値38のビリで元ジャニーズJr.、ウルトラマン隊員。Startup起業、慶應義塾大学を卒業後、米系コンサル(Deloitte ConsultingのStrategy部署)でタイ駐在・USA/イスラエルとのオープンイノベーション案件に関わる。海外旅をしながら、ベトナム・タイとの輸出入ビジネス・コンサルティングを行っている