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元ウルトラマン隊員・IT社長のFreelance Life

新TOEICテストで700点を目指すスターターガイド20選

今回は、Toeicテストの受験を考えている人や英語テストの受験を考えている人向けに、スコアアップに必要な毎日の心がけを題材に書いてみました。私は、21歳になるまで英語の第五文型すら理解できず、高校時代の偏差値も38だった。そんな自分でさえ935点(2017年時点)が取れるようになるという自信をもとに、心がけているToeicテストで高得点を取るための20の豆知識をご紹介
 

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Toeicのリーディング・リスニングテストで高得点を取るために必要な20ステップ

1. Toeicテストの概要を正確に知る

Toeicテストは、第210回公開テスト(2016年5月29日実施)より、Listening & Reading Testの形式が一部変更されています。IPテスト(団体特別受験制度)に関しては、2017年4月より導入予定。
*違いに関しては、以下のとおり

Listening Test
Part1 : 10問→ 6問(少し前回より難しくなったかな?という印象)
Part2 : 30問→ 25問(内容は特に変わらず、3択の問題です)
Part3 : 30問→ 39問(3人の会話、図ありの問題が登場しています、また問題数も増えました)
Part4 : 30問→ 30問(図あり問題が登場、部屋の間取りを指定される問題が多いです)

Reading Test
Part5 : 40問→ 30問(問題数が減り、難易度も多少落ちた印象)
Part6 : 12問(3×4) → 16問(4×4) (全体の文章構成を理解した上で解かなければならない問題が増えたように感じます)
Part7 : 1つの文書 28問 : 1つの文書 29問
2つの文書 20問 : 複数の文書 25問(以前より長文を解き終わる時間が長くなった気がします、多少難しくなったのかも)

 

2. Toeic受験計画を立てる

3ヶ月、6ヶ月、1年などであなたのTOEICスコアの現実的な目標を設定し、それを準備するために最善を尽くします。私の場合は、短期集中タイプなのでToeicテスト当日の二週間から三週間前に集中して取り組むようにしています。仕事をされている方は、1ヶ月以上を目処に計画を立てられる方が良いかと思います。そこで毎週の学習計画を立ててください。あなたがTOEICを勉強するために余裕ができる時間を作り出し、現実的な休憩時間を作って、仕事のために勉強することのできる部分を決定し、残りの時間の優先順位を決め、あなたの毎週の勉強計画を書き留める必要があります。

 

3. Toeic当日の時間配分計画を立てる

Toeicテストでは、イメージトレーニングが効果的な気がしています。例えば、Toeic全体で200問があるとすればどう時間配分をして解くのか問った点から始まり、問題の説明を聞いている時に何をして時間を潰した方が良いのかと言った点等です。私がテストで行っている時間配分は以下です。

Part1: 初めのインストラクションを聞いている時に、リスニングパートの全体を俯瞰して見通しておくと少し安心します。この時重要なのは他のパートの内容には集中せずに俯瞰するという点です。
Part2: Part3の問題を少しチラ見しておきます。
Part3: Part3のインストラクションは少し長いため、1セット(3問)の内容を把握できれば、次の1セット(3問)をチラ見しておきます。
Part4: Part4のインストラクションは少し短いと感じるため、1セット(3問)のみに集中するのが良いと思います。
Part5: Part5は、多少きつくても10分以内に終わらせるつもりで解く方が良いでしょう。問題が分からずに悩むのは、Part5より6や7の方に価値がある気がします。
Part6: Part6は、8-10分で解けるとPart7に時間を残せると思います。
Part7: Part7は、解くのにかなりの時間と精神を消費すると思います。私の場合は、最後の180-200問を解くための時間を25分以上残すためのタイムマネジメントをして設問を解くようにしています。

 

4. マークシートの塗りつぶし計画を立てる

マークシートは、あまり重要視されないケースが多いですが、私は重要だと思っています。筆記用具は、シャーペンの芯が濃いものを使っています。実際、鉛筆の方が塗りやすいという人もいますが、私は普段から慣れているシャーペンで試験に挑んでいます。また、マークシートの塗り方ですが、リスニングテストの際に重要になってきます。Part1-4で気をつけている事は、設問の途中で確信が持てる答えに少しだけ塗りつぶして、設問が終わった時に完全に塗りつぶすようにしています。こうすることで後から答えを見失うことがなく、変更するのも容易になります。

 

5. 集団の中で試験を解くのに慣れる 

Toeicテストは、一人で受けるものではなく、必ず団体で受けるのは言うまでもありません。家で一人で勉強している人は、Toeicテスト当日に多少の違和感を持って試験を受けることになる気がします。こういった違和感を払拭するためにもカフェ等で、大勢の人がいる中、集中力を保てるように、問題を解いてみるというのが効果的です。私の場合は、テスト当日が近づくとカフェに行って、何度か試験問題を解いてみるというのを実践しています。

 

6. テスト前の一週間は特にヘルシーな食事を心がける

脳を発達させるためのビタミン等は、毎日の勉強にも影響してきます。一番良いのは、バランスの良い食事です。例えば、主食のお米やパンという選択肢以外にも、タンパク質や脂質を取るための肉や魚、大豆、卵を主菜として、副菜にビタミンや食物繊維、ミネラルの豊富な食事が良いです。一方で、アルコールはあなたの短期記憶力に影響を与える可能性があるため、一週間ほどは控えるのが良いかもしれません。私は、テスト前の二週間は野菜ジュースを毎日少量取ることを欠かしていません。勉強中にコーヒーや軽食をやめる。 試験中にはもちろんコーヒーや軽食を取ることができないので、普段の習慣通り試験がうまく送れるように止めた方がいいかもしれません。

 

7. バイオリズムをToeicテストのスケジュールに合わせる

通常、Toeicテストは13時からスタートして15時に終了します。通説では、脳の機能が良く働き始めるのは、起床してから3時間後と言われています。上記を考えるだけでもまずは、毎日10時までに起きている必要があるのはわかると思います。社会人の人であればこれは問題ではないと思われるかもしれませんが、土日は平日の疲れから生活リズムが崩れている人もいるのではないでしょうか。Toeicは通常日曜日に行われています、つまりは日曜日のリズムが重要になってきます。私の場合は、Toeicテストに合わせて、日曜日も朝早くに起き、昼食は12時までにとっておくという生活リズムをToeicテストの二週間前から実践するようにしています。

 

8. 適度に運動をして脳をリフレッシュ

身体運動をすることで、疲れを癒すことなく、勉強中に集中力と座り心地を向上させるのに役立ちます。 それはまた、試験中のあなたの持久力を助けることができます。ジムに通って、走りながらToeicを聞くのも良いでしょう。私の場合は、気分転換にジムでToeicのリスニングを聞きながら筋トレをするという事も多いです。

 

9. 弱点箇所に集中する

試験に合格するために必要なものは、主にボキャブラリー(一般英語とビジネス英語の両方のボキャブラリー)であり、練習はリスニングとリーディングが主です。Toeicテストは、単語力、文法力、長文読解力から主に成り立っていると言っても過言はありません。私の場合は、全体から見ると単語力が弱い時期が多かったので、単語を勉強する事に集中していました。実際、Toeicテストを受けた人にはわかると思いますが、Toeicテストを受けた後に渡される弱点分析シートのような点数シートは、書いてあることが一般的すぎてあまり役に立ちません。私は、全く参考にせず、練習テストで自分の弱点を把握するようにしています。例えば、文法力が弱いにしてもどこの文法が弱いのか弱点箇所を見極めるのが重要です。

 

10. 英語を使うことができる職場や学校内の環境作り

TOEICは実践的な日常英語のテストであり、毎日仕事の場で英語を使用することは、テストでファックス、電子メール、請求書を読むことのための最良の方法です。私は、大学時代に英語勉強のために英語のディベートサークルや模擬国連というサークルで日常的に英語が使える環境を求めて動いていました。社会人になってからは、外資系のコンサルティング会社で海外駐在等、英語を使う機会がまたさらに増えました。

 

11. 普段の習慣に英語を取り込んで過ごす

日常的に英語を使う機会がまったくないという人にオススメなのが、日々のテレビニュース、ネットニュース、新聞等を英語媒体にして情報を取り込むことです。日常的に英語を触れる環境を作ることでさらに英語に対して親近感が湧いてくると思います。毎日英語のニュースが出てきて常に新しい事柄を英語で理解できるのは非常に重要です。あなたが今読んでいないとすぐに行ってください!最も簡単に理解できるニュースは、YahooやGoogleのニュースアラートなどのウェブサイトでのニュースです。すでに知っている話を読むことで、理解しやすくすることができます。あなたのビジネス英語が弱い場合、ビジネスニュースを選択すると役に立つボキャブラリーが得られるかもしれません。また、英語の字幕を見ながら映画をみるのも良いです。映画を見ることは速くて自然なスピーチに慣れる良い方法ですが、Toeicには出てこない単語が多く含まれているのも事実です。さらに上達すれば、字幕をあえて出さずに洋画を見てみます。集中力を失う可能性を考慮すると、シリーズの短いエピソードがより効果的です。

  

12. 休日に英語を使って過ごせる環境を作る

また、土日だけの外国人観光客へのガイド、ボランティア、多くの外国人が立ち寄る地域でのチャリティー募金などを試してみてください。私の弟は、英語の勉強のために、ボランティアで土日を使って京都を外国人に案内するガイドをやっていたりします。弟もToeicの点数が英語を使う機会を増やした後に、600点から800点まで増えました。知人の中には、お金を払って英会話ができるサービスを利用している人も多くいます。例えば、土日の朝は、スカイプ通話を使ってフィリピンの先生と英語で話す時間を設けているなんていう友人もいました。

 

13. 速読で読む

TOEICテストに合格するために最も必要なものは語彙です。語彙を学習する最善の方法は読書です。辞書で言葉を探して後で学習するのは良い考えですが、読解速度が遅くならないようにする必要があります(TOEICの読書紙では非常に重要です)。文章、段落、またはページ全体を素早く読んで、確かでない単語だけを回ったり下線を引いたりすることで、速読と語彙の両方を練習することができます。読解速度はTOEIC試験の最も重要な部分の1つです。英語で何かを読む前に、できるだけ早く読むことを忘れないでください。

 

14. 聞きなれない単語があれば発音が聞ける辞書で調べる

学んだ新しい単語の発音を聞いて、それを数回繰り返すことによって、記憶できる可能性が高くなり、リスニングテストの際にはその効果をより実感できると思います。今では、多くの電子辞書にこの機能が追加されています。わからない単語があれば、目で見て、書いてみて、聞いてみるというのを私の場合は心がけています。

 

15. 英語の日記を書いてみる

その日の日常を英語で書き留めておくことによって、英語の短文作成能力が身につきます。私の場合は、英語でブログを書くことによって、英語の短文作成能力は多少上がったと思います。以前アメリカのスタンフォードに留学した時は、毎回の授業に対する感想を短文でまとめるタスクを与えられていたのを覚えています。

 

16. Toeicの授業、教室に一度通ってみる

ビジネス英語クラスに参加しましょう。専門的なビジネスボキャブラリーはテストに合格する必要はないですが、ビジネス英語クラス(「同僚」、仕事の名前など)でより多く登場する機能的な言語(苦情などを扱う)や日常的な語彙は、、特にビジネス上の経験がない場合には、本当に助けになります。Toeicで出てくる語彙は、ビジネス英語が多く、少しだけ参加してエッセンスだけ教室から学び、後は自己学習というのもありかもしれませんね。

 

17. Toeicの練習問題は、公式問題+Amazon評価が良いものを選ぶ

TOEICの本を買い物するときに覚えておくべき最も重要な2つのポイントは、実際にテストに似ているものを購入するという点と自分に合った参考書かどうかという点です。書籍を購入するときは注意してください。正面にTOEICがあるという理由だけで、ETSがテストし承認したというわけではありません。私は、旧公式問題4冊と新公式問題2冊持っています。それに加えて、Amazon評価が良いToeic対策本を購入しています。実際、900点以上の点数を保有する人が作ったToeic対策本と書いていても作成者が本を作るのが上手いとは限りません。自分のレベルより多少上の本で、評価が良い本を選ぶのがベストでしょう。

 

18. 問題集を何度もやり直す

練習テスト全体またはその1つのセクションを終えたら、あなたの答えをチェックして、あなたが間違えた理由を完全に理解してください。私の場合は、一度間違えた問題にチェックをして、次に間違えた問題のみやり直す作業を最後の一問まで繰り返します。全問が正解できた後に、時間があればもう一度問題をすべて一から解いてみるという作業を行います。テストも同じで、練習テストの点数を気にするというより、間違えた問題を次に正解できるようにして本番で力を発揮する方が何倍も重要です。

 

19. 他己分析を行う

周りに高得点を取っている友人がいなければ、高得点を取っている保有者が何故ハイスコアを取れているのかを分析するのは一つの高得点への近道です。例えば、40歳を超えているサラリーマンでも300点台から900点まで上げたというような本も見かけたことがあります。実際にハイスコアを取れている人たちには、勉強方法等に共通点があるように思います。私の場合は、高校時代の偏差値が40前後で英語の5文型すらわからなかったというのが21歳までの現実でしたので、その後に900点台が取れている事実を考えれば誰でも道は開かれているように感じます。

 

20. とにかく解く

最後に、とにかく解くというのが意外に大切と実感します。量より質であることは言うまでもありませんが、質に勝るのも量であるのは言うまでもありません。問題集をやみくもにたくさん解くというよりも特定の問題集を考えを持って何度も解くというのは効果があると思います。

今回、長い文章になってしまいましたが見ていただきありがとうございます。今回記述した20の秘訣がスコアアップの助けになればとても嬉しいです!

 

書いてる人:三好真

高校時代の偏差値38のビリで元ジャニーズJr.、ナベプロにて俳優活動に従事。Startup起業の立上げ、慶應義塾大学を卒業後、米系コンサル(Deloitte ConsultingのStrategy部署)にてタイ駐在・USA/イスラエルとのスタートアップコミュニティ作りに関わる。ベトナム・タイとの輸出入ビジネスを行う傍ら、コンサルティング事業も行っています。