閲覧注意!ベトナム旅の前に知りたい奇妙な10の習慣
ベトナムにはバックパッカー旅、ビジネス等で何度か訪れている筆者ですが、日本人やベトナム人以外の人が見ると変わっているなと思うトンデモ習慣が幾つかあります。ベトナムはフランス人に支配されたり、アメリカ人に支配されたり、中国の王朝に支配されたり、文化が混じっている場所として有名です。ベトナムのダナンで食べたフレンチが忘れられない、あれは本当に美味しくてコスパが良かった。。という独り言。そんなベトナムでは、伝統的な習慣と海外の文化が入り混じった、面白いライフスタイルがあるため、軽い順にご紹介〜
【日本ではありえないベトナムの奇怪・面白い習慣10選】
1. 仕事に欠かせないパジャマファッション?
ベトナムでのパジャマは、日本で着物を着ているようなフォーマルなものです。少しベトナムの田舎の地域に行くとパジャマで仕事に行くなんていうことは日常茶飯事なご様子。日本の田舎でもパジャマのような格好でおばあちゃんが仕事をしているのを見かけますよね、同じような風習が日本にもあるやん!って書きながら思いました。
日本と違う点としては、パジャマがカラフルだってことです。まるで小学生のパジャマのような水色の花柄模様のパジャマを着て仕事へ行く成人女性も珍しくないような。ただ農作業や漁業などしていると動きやすい格好がいいというのは言うまでもありません、かなり実用的でリラックスできる服装ではありますよね。
2. おしぼりのように出されるタバコ?
ベトナム北部では、大規模な竹パイプ、またはđiếucày(文字通り「農家のパイプ」)が消化を助ける目的で、食事の後に渡されるのが一般的です。特にハノイのレストランでは、見かけたことがある人もいるのではないでしょうか。水タバコの中には、非常に強力な種類のタイプがあります。これは、一番重度のヘビースモーカーであっても頭が回転し、心拍が速くなり、手が震えるほど強力です。ニコチンが血流に多量に吸入され、喫煙の原因が強くなると、初心者の喫煙者が吐き出される可能性がありますのでご注意を。。。通常の水タバコであれば、私もベトナムのフエでブルーベリー味を体験しましたが、普通に良かったです。
3. 仏像をテーマにしたアミューズメントパーク?
ベトナムにスリルを求めに行きたいですか?クレージージャニーを見たことがあるなら知っているかもしれませんが、佐藤健寿氏が奇怪遺産として紹介したことでも有名なスォイティエン文化公園(Suoi Tien Theme Park)というホーチミン市のすぐ外にあるところでは、仏像をテーマとした遊園地があります。巨大な彫刻物であるひげも見所なテーマパークでは、デイズニーランドのキャラクターが全て仏像になってしまったかのような、異質?いや奇怪な雰囲気溢れる場所です。もちろん、仏像がテーマですが、ベトナムの仏教に神聖な生き物として紹介される彫像(ドラゴン、カメ、フェニックス)も敷地内に飾られています。クロコダイルファームでは、スリル満点な旅が味わえるでしょう。
4. 女性から申し込む結婚スタイル?
ベトナムのエデ族は、女性を非常に尊重している民族で、女性には男性よりも大きな権力があり、女性の望みを叶えるために男性がいるというスタイルです。女性が気に入った男性を見つけた時に、女性は両親と相談して、男性の実家へプロポーズの報告、または結婚を申し込みに行きます。なんと大胆な、日本ではまず聞いたことがない事例です。もちろん赤ちゃんが生まれたら、子供の名前を命名するのもお母さんです。実家に帰る時も奥さんの許可がなんと必要なのです。もう窮屈すぎて死にそう。。私ならデスが。一方で、女性を多少軽視しているモン族という部族では、気に入った女性をさらう習慣が両親公認で行われているとか、もう何が何だか。世界はとても広いですね。
5. 誕生日に友人たちを招いて食事会すると全て自腹?
ベトナムでは、大人になっても誕生日会を開いて盛大に祝うという習慣があります。しかし、問題なのは開いた人が全てを負担するという文化です。この典型的なのは結婚式で、見知らぬ人がただ飯を狙いに結婚式に出没するなんて話はテレビで少し耳にしたことがあるかもしれません。弟がベトナムで働いているので現地女性と万が一結婚するなら一大事ですね、本当に。ただ、誕生日会にはプレゼントを持っていくというのは一般的のようで、食事によって周囲の友達や家族、もしくは見知らぬ人たちに感謝の念を表すという考え方によって成り立っているみたいです。ふむふむ。
6. 動物の糞から採られる高価なコーヒー豆
ベトナムは、言わずと知れた世界で2番目に大きなコーヒー豆の輸出国(生産国)です。ちなみに、2016年12月時点で世界1位はブラジル、3位はコロンビアです。しかしながら、お気付きのように、取引されるもののほとんどは安価で取引されています。アフリカでフェアトレードなんて話はよく聞きますが、ベトナムのコーヒー豆のフェアトレードってあんまり聞かない気がします。しかし、国内では高品質で高価なコーヒー豆も普及しています。The piece de resistanceというコーヒー豆は、その例で、ジャコウネコの糞から採られる未消化のコーヒー豆を使用しているものです、通称たぬきコーヒー。ジャコウネコはコーヒー豆を含む果実を食べ、最も熟したものだけを選ぶために、その糞から採取されるコーヒー豆が上質なものに変化するといわれます。←ほんまかい?と思われる人は一度飲んでみてください、ほんまやってなると思います。
ジャコウネコによって、ベリーは消化されますが、豆は残り、より豊かな新しい味に変わります。いったん乾燥してきれいにしたら、豆を焙煎して世界最高級のコーヒーに生まれ変わります。100gあたりの価格は約90ドルですが、農場ではわずか2.75ドルでカップを手に入れることができます。
7. 公共の場で堂々と血を抜かれるヘビ
※一身上の都合により画像はあえて載せません
ベトナムではヘビを食べることは、日本の観光客にとっては恐ろしく映るかもしれませんが、人気のある地元の料理です。私は、まだ試してみたことがありません、今度試してみます。田舎なんかを歩いていると道のど真ん中で、ヘビの血が抜かれて、ヘビが焼かれているなんていう光景を目にすることでしょう。ただ驚いてはいけません、確かに抽出方法はかなり残忍なように見えますが、地元の人にとっては普通なようです。ヘビの血が米をベースとしたワインを入れた瓶に滴り落ち、蛇そのものを入れて「ヘビのワイン」が作られます。まだドクドク言っている心臓は切り取られ、好んで食べられています。私も池袋のカブトというお店でうなぎの心臓なら食べたことがありますが、あまり良いものではありません。。
8. ミツバチのように大量生産されるコオロギ農場
※一身上の都合により画像はあえて載せません
フライドコオロギは、ビールと共におつまみのような形で出されるものです。揚げれらたコオロギは、揚げた蝶や虫と共に、パーティーの主食とかしています。ダラット地域のコオロギ農場では、数千匹ものコオロギが卵箱に入れられ、サトウキビの枝によって年中暖かく保たれています。何の話をしてんねん?という声が聞こえてきそうですが、ベトナムではゲテモノな食べ物が結構豊富に用意されています。テレビで見たことがあるあんなものからこんなものまで、揚げられたり焼かれたりしています。。コオロギはまだギリギリ食べられます。一度揚げれば、コオロギ思ったより風味豊かで肉に似た感触になります。
9. 時には蚕を着て、時には食べる
世界で最も美しい天然繊維素材が蚕から作られるという由来を聞くと奇妙なことに聞こえるかもしれません。しかし、ベトナムの高原で見られる古くからのシルク抽出プロセスを目の当たりにすることは、驚くほど楽しい経験です。白いふわふわした絹の繭は、大きな桶で煮沸され、幼虫を内部で殺します。女性は、繭から飛んでくる白い糸をキャッチして繊細な繊維を解く機械のスピンドルに取り付けます。これらはリールに注意深く巻かれ、最終的に素敵な布のシートに織り込まれます。沸騰したワームは、その繭から取り除かれ、典型的なベトナム風のスタイルで、揚げられ、食べられる。外側はなんとサクサクしていて、少し苦味がありますが、内側はややぎっしりとした味の奇妙でジューシーな質感です。
10. ゲテモノ食いもとうとうヤマアラシまで
ベトナム人は、しばしば犬、鶏卵、ワニ、カメ、水牛など異例の肉を食べることで有名です。そのため、ヤマアラシは、不愉快な外見にもかかわらず、奇妙なことに人気のあるメニューリストで上位に来る人気者です。一度針が除去されると、頑丈な外観の肌で魅力的ではないように見える一方、肉はジューシーで香りがあり、アヒルに匹敵する味だそうです。養殖されたヤマアラシは、30ドル/ kgもするそうで、ベトナムでは高価です。恐ろしく安いものは避けるのが最善です。
参考記事;
ベトナム旅の豆知識や経験談に関してはこちらで記事を書いてます
著者:三好真
高校時代の偏差値38のビリで元ジャニーズJr.、ナベプロにて俳優活動に従事。Startup起業の立上げ、慶應義塾大学を卒業後、米系コンサル(Deloitte ConsultingのStrategy部署)にてタイ駐在・USA/イスラエルとのスタートアップコミュニティ作りに関わる。ベトナム・タイとの輸出入ビジネスを行う傍ら、コンサルティング事業も行っています。